タミフルの副作用まとめ

タミフル耐性ウイルスとは?

タミフルは抗インフルエンザウイルス作用を持つ強力な医薬品であり、日本という国はこのタミフルと言う薬によって高いレベルのインフルエンザ対策を実現してきました。
日本は世界で生産されるタミフルのうち7割以上を使用しているわけですが、ここまで一つの薬に依存している国は早々ありません。
ですがその「インフルエンザにはタミフル」という考え方を根底から覆す存在として注意を必要とするのが「タミフル耐性ウイルス」の存在です。
これはタミフルという医薬品に対して耐性を持つウイルスであり、これに感染してインフルエンザを発症させてしまうとその後、如何にタミフルを使っても対処が出来ないということになります。
発生方法にはいくつかのパターンがあるものの、タミフルを投与された人体の中でDNA構造を変化させるというのは共通です。
「この成分があると増殖ができないから対策をしよう」という情報が、DNAの中に記録されてしまうのです。
これは「出るかもしれない」の話ではなく、既にちらほらと見られています。
2002年ごろには日本国内で存在が認められましたし、2007年末にもヨーロッパを中心としてこの耐性ウイルスの存在が認められました。
幸いにしてインフルエンザという病気はペストなどの病気と比べると格段に対処しやすいものであるため大事には至っていませんが、耐性ウイルスが日本全国に拡大すればインフルエンザ治療の方法から見直さなくてはならない事態も考えられます。
もちろんこれで「医薬品は使わずに自然治癒力だけで治すべきだ」という結論を出すことはできません。
しかしながら安直に医薬品に頼ってしまうということはこうしたリスクを生むことなのだということも忘れてはならないでしょう。